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デザイン業界の歩き方

若手デザイナーの為のライフハックメディア!デザイン業界で楽しく働くヒントをお届けします^^

『デザイン事務所に新卒入社は難しい?』就職活動の裏側

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デザイナー職の就活は大変です。

もちろん一般的な職業の就職活動も大変なのですが、デザイナーの場合はソレにプラスして、『ポートフォリオ作成』や『実技試験(テスト)』がある場合も少なくありません。これは本当に骨が折れますね。

 

また、ポートフォリオなど自分が頑張って作った作品を厳しく評価されるので、強いストレスを受けてしまいます。作品を否定されるのって自分自身を否定されたみたいで辛いんですよね。。。

 

美大やデザイン系の専門学校を卒業しても、この『デザイナー職の就活』という壁で毎年、多くの学生さんが新卒入社をリタイヤしていくのが現状です。

 

大手デザイン会社はもちろん競争がすごく激しいですが、小さいデザイン事務所でもハードルは低くありません。むしろ、大変な部分もあります。無事デザイナーとして就職できる人は全体の4割にも満たないのでは無いでしょうか?

 

「数十社にエントリーして内定が1つも貰えない。。。」こんなケースも普通。

なかなか厳しい世界です。

 

デザイナー採用の裏側

しかし学生に見えない採用側、デザイン業界は『人手不足』でもあります。

デザイナーの数が足りなくて困っている会社も多いです。

実は一旦デザイナーとして就職して2〜3年の『実務経験』を積んだデザイナーになれれば比較的『転職は容易』な職業なんです。

 

不思議ですよね?

新卒採用と転職での中途採用の難易度に結構な差がある業界なのです。

 

新卒後、小さいデザイン事務所で経験を積んだのちに、キャリアアップをしながら30歳前後で雇用条件の良い『大手デザイン会社』や『大手広告代理店』または『大手企業のインハウスデザイナー』として中途採用で働き始めるデザイナーさんもよく見かけます。

 

こういう現状なので、『デザイナーの新卒就職活動』=『デザイナーの頑張りどころ』だと思って良いでしょう。1つの大きな壁です。なんとかしてこの壁を越える必要がありますね。心身ともに大変な作業ですが、ここでなんとか踏ん張りましょう。

 

デザイン事務所への新卒入社は「運次第!?」落ちても凹む必要は無い 

『就活する→内定が貰えない→自信が無くなる→就活が余計上手くいかなくなる』こんな悪循環に陥ってしまった時に覚えておいて欲しいことがあります。

 

「デザイナーの採用は実力次第!」こんな事を言う人も多いですが、実はこれ嘘です。

 

もちろん実力も関係しますが、それ以上に『会社との相性(採用する人との相性)』や『運』の要素が大きいです。

 

それを知らずに「自分は能力が無いから落とされたんだ。。。」と落ち込んでしまうのは次のチャンスを逃してしまうキッカケにもなるので、なるべく避けたいですね。

 

例え『新卒デザイナーとして優秀な人材』だったとしても、運次第で就職活動がうまくいかない事は多々あるでしょう。

 

例えばこんなデザイン会社の都合があります↓

「新卒採用をするつもりだったけど、中途採用で良いデザイナーが採用できたから、今年は新卒デザイナーを取らない方針に変えよう」

「能力はこっちの学生さんの方が高そうだけど、〇〇さんの紹介だからこっちの学生さんを採用しよう」

「デザインセンスはありそうだけど、なんか社員と相性が良くなさそうだから今回は見送ろう」

などなど。

採用する側も人間なので、全然公平な審査ではありません。

それに付き合って、気持ちが凹んでしまうのはもったいないと思います。

特にデザイン事務所など社員が少ない会社の方が『相性』など、デザインスキル以外の部分を気にしています。これは自分の努力ではどうしようもありませんね。。。

 

就活は『運』次第。

例え1つ残念な結果になっても、気持ちを切り替える必要があります。

 

『周りのライバル』『新卒で入社する会社』を過剰に意識するのはやめた方が良い?

『ライバル』や『会社名(知名度)』が気になってしまう人も少なく無いと思いますが、余り意味のない事は気にしない方が良いですね。

 

就活がうまくいっているライバルが気になるのは当然です。 

しかし、学校の先生などは余り大きな声では言いませんが、実は『デザイン学校での課題』と『社会に出てからのデザイン業務』にはかなりのギャップがあるので、学生時代の優劣はその後のデザイナー人生に余り関係がないのです。小さい世界(学校など)でライバルと比較して落ち込む必要はありません。

 

例え、学生時代にデザインのスキルが少なかったとしても、プロのデザイナーとして数年間しっかりと経験を積めば『才能やセンス』に関係なくデザイナーとしてやっていけるでしょう。反対に社会に出たら学校時代はパッとしなかったのに活躍しだすデザイナーさんもいます。世の中、何が起こるか分かりませんね。

  

そして中には「絶対このデザイン事務所に入りたかったのに、内定が貰えなかった。。。他に受けたい会社なんてない。。。」と落ち込んでしまう学生さんもいますが、正直、新卒で入社した会社で定年まで働くなんて事はほぼ無いです。

 

『会社名(知名度)』を気にするのもお勧めしません。

 

現在の50代など、『終身雇用』が当たり前と考えられていた世代でも、実際に調査をしてみたら新卒から定年まで同じ会社で勤め上げる人は4割もいなかったそうです。これからの時代はもっともっと減っていくでしょう。デザイナー職なら尚更です。きっと定年まで同じ会社で勤めるデザイナーなんて2~3パーセントほどでは無いでしょうか?

 

新卒で入社する会社も、あくまで『人生の通過点』です。

気楽に考えましょう。

 

内定を貰うのは『情報収集』が勝負を分ける?

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デザイナーの就活は如何に『良い出会い』を掴むかに掛かっていると言っても過言ではないでしょう。

 

『入社しやすいデザイン事務所を見極める』

『自分と相性の良い会社を見つける』

『運を引き寄せる』

 

その為には『情報収集』が大切です。

受け身でいると、いつの間にか新卒採用の時期が終わってしまいます。

具体的には下記の様なポイントを大切にしましょう。

 

1、学校に来た『デザイナー募集』は狙い目!

学校にも『デザイナー募集』を依頼するデザイン会社も毎年あります。

その会社に同じデザイン学校の卒業生OB・OGがいたり、先生と繋がりがあるケース。案外このデザイナー募集をスルーしてしまう学生さんは多いですが、採用される可能性も高いので、この縁は大切に考えた方が良いでしょう。

 

2、『コネ』は大切!

『コネ入社』と聞くとネガティブなイメージを持つ人も多いですが、これはいつの時代もある大切な文化です。そして実は海外のデザイナー業界は日本よりも『コネ』が重要視されています。

 

◾︎知人の紹介

◾︎インターン、アルバイト先との繋がり

◾︎デザイン系のイベントで顔見知りになっていた

などなど。

『コネ』は就活に相当効くので大切にしましょう。

 

3、受け身にならず自ら採用情報収集!

「就活が始まったけど、正直何をすれば良いかよく分からない。。。」

「周りの友達が動いたら真似をすれば良いや」

デザイナー希望に限った話ではなく、こういう学生さんは非常に多いです。

こういうケースは苦戦しがちでもあります。

そして受け身になると、就職活動のハードルもグーンと上がりますね。めんどくさいと感じてしまうかもしれませんが、自分から情報収集をして、自ら動きましょう。その方が後で大変な思いをしなくて済むでしょう。

 

例えば、

広告デザイン関係だったら【マスナビ】

WEBデザイン関係だったらFind Job!

などデザイナーの業種ごとに強みを持った求人サイトは異なります。

就職に繋がりそうなデザイナーのイベントも日々開催されています。

自分が知らない有益な情報は世の中に溢れています。

 

「何すれば良いか分からないから、周りの友達が動いたら真似をすれば良いや」ではなく、寧ろ「周りの友達にも有用な情報を教えてあげよう!」と自ら積極的に情報収集したいですね。

 

「情報は受け手よりも、発信する側が最終的にはトクをする」

これは世の中の定理の様なものなのでしょう。

もちろんコレは就職活動にも当てはまります。

 

 

☆☆☆☆☆

デザイン事務所に新卒入社は難しいですし、デザイナーの採用活動では学生さんには見えない裏側もあります。

 

色々苦労があると思いますが、1人でも多くの学生さんにデザイナーを目指して欲しいと思います。『余り落ち込まない』『自ら行動する』ことを意識してみて下さい。そうすればデザイナーの新卒採用という大きな壁を乗り越えられると思います◎