読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

デザイン業界の歩き方

若手デザイナーの為のライフハックメディア!デザイン業界で楽しく働くヒントをお届けします^^

デザイナー10年目の悩み。社会で「自分を貫く」ことは難しい。。。

僕の感じた事

「人に求められている事」を本質まで考えて、その期待以上のモノを生み出す事。

それがデザイナーに求められている事。

それがデザイナーの仕事。

凄く基本的な事。

 

でも、これって本当に正しいのですか?

(僕と同じようにデザイナーとして日々仕事をしている方への聞いてみたいです。どうか僕と一緒に真剣に考えて頂けると嬉しいです)

f:id:CARBON-design:20151027214741j:plain

photo credit: Amelia's Sad Face via photopin (license)

「人が求めている事に答える」=仕事?

デザイン学校に行くとまず「デザインとアートは別物だ!」

デザイナーとして働くには、まず「ユーザーやクライアントの求めている事に答える力(スキル)を付けなさい」と教わった。

 

就職してからもそう。

「上司をクライアントだと思えば全て上手くいくよ◎」

「求められている事を先回りして行動しよう!プロなんだからさ」

こんな感じで教わったし、日本全体が最早こんな雰囲気で成り立っている。

これは凄いコミュニケーション能力だと思う。

 

「人が求めている事に答える」

凄くシンプルで分かりやすいこのルールを守れば日本では全て上手くいく。本当に。それはもう簡単な世界。攻略本をみながらゲームを進めるようなものだもの。

 

受験勉強・入試試験では「問題作成者の気持ちはどうなっているんだろう?」

と考えれば勉強しなくてもそこそこの点数は簡単に取れる。

 

就職活動では「採用者は何を求めている?なんて言えば採用される?」

と真剣に考えて、きちんと情報収集すれば簡単に採用される。

 

プロのデザイナーになってからも「クライアント・上司の求めている事は何?」

と常日頃考えていればスムーズに仕事が進む。

 

そう。

ぼくは今まで「人が求めている事に答える」という事を、いかに効率良く・精度を高めてアウトプットできるか。という挑戦をしてきた。15年間位の間ずっと。

ほとんどの人達はきっと同じですよね?

 

そして今、僕の周りには「人が求めている事に答える」というシンプルなルールを順守して、圧倒的なスピードで仕事を処理できる凄い人が沢山いる。メチャメチャ早い。僕じゃ全然追いつかない。。。

 

でも気づいたんです。

 

「人が求めている事に答える」能力を鍛えれば鍛えるほど「自分の心が本当にやりたい事」が消えていくんです。

f:id:CARBON-design:20151027215034j:plain

photo credit: Sad Reese via photopin (license)

 「あなたのやりたい事はなんですか?」問題勃発

「お前は何がやりたいんだ?」

そう上司や目上の人にから聞かれる事がありますよね?

その時あなたは何を考えますか?

 

僕の場合。

その問に答える前の一瞬で「この人はなんて答えを求めているんだろう?」と考えてしまいます。。。

これって正しい反応でしょうか?デザイナーがするべき事ですか?

 

 

僕はその事を考えれば考えるほど、答えが見えなくなりました。。。

そしてある時、本当に困ってしまったのでこんな事をしました。。。

 

 

目上の方:「OO君、お前はいったい何がやりたいんだ?」

と質問をされてこう答えました。

僕:「その前に失礼ですが、参考までに聞いていいですか?あなたがやりたいことはなんですか?」

 

そうしたらどんな答えが返ってきたと思いますか?

答えてくれませんでした。。。

お茶を濁されました。。。

立場や場面によって言えない事もありますしね。しょうがないと思います。

(でも、本当は「自分がやりたい事」が分からなかっただけだとしたら・・・?)

 

その後。

色々な先輩に質問してみたり、相談にのって貰ったりしました。

そして分かったんです。

かなりの数の人が「自分の本当にやりたい事」に即答できない事を。。。

しっかり実現するための道順を計画していない事を。。。

 

当然、世の中には即答できる人もいます。

しかし、全人口の一割にも満たないのではないでしょうか?

 

おそらくこれは「人が求めている事に答える」事で得られるメリットが大きいから。

敢えて逆流しようとする気が起きないほどの大きなメリットがあるんです。

僕もそのメリットを存分に享受しながら今まで生きてきたので、今まで逆流しようとも考えませんでした。。。

 

「人が求めている事に答える」それが「自分の本当にやりたい事」なんだと思い込まされて生きてきたのかもしれません。

 

でも30歳を超えた今。その事に疑問を持ち始めました。。。

 

僕は「人が求めている事に答える」ことを最善に今まで10年間デザイナーとして働いて来たつもりです。

そして今こう思ってしまうのです。。。

 

「デザイナーとして自分は何も創造していないのでは?」と。。。

 

「自分を貫く」という事を敢えてしなくても、十分過ぎるものを手に入れられたし、「自分を貫かない」選択の方が賢明な判断だと評価される事が多いと知りました。

 

でも、本当にこれでいいのでしょうか?

デザイナーとしてあるべき姿ですか?

自分を貫かない『創造』は存在するのでしょうか?

 

「人が求めている事」と「自分の心が本当にやりたい事」はデザイナーにとって、どちらが大事なんでしょうか?

 

デザイナーとしてキャリアを積めば積むほどこの答えから遠ざかる気さえします。

あなたはどう思いますか?

 

デザイナーとして就職を目指している学生の方は深く考えないで下さい。就職活動への悪影響が出る恐れがあります。

(僕が日々情報発信している、デザイナーの就職活動攻略法とも完全に矛盾しているので。。。)

 

関連記事