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インダストリアルデザイナーになるには?大学選びから就職まで

 インダストリアル(工業)デザイナーになる方法をご紹介します。

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ですが、その前に「インダストリアル(工業)デザイナー」と「プロダクトデザイナー」の違いについて軽く説明させて下さい。

 

結論から言うと現状『大きな違いはない』です。

このブログでは「プロダクトデザイナー」という言葉を良く使っていますが、「インダストリアル(工業)デザイナー」と同義の言葉として使わせて頂いています。

 

厳密に言うと。。。

「インダストリアル(工業)デザイナー」=自動車、飛行機、家電製品、業務用機器、医療機器などの機械的なデザイン。

 

「プロダクトデザイナー」=上記の様な機械製品もデザインしますが、雑貨や家具、スポーツ用品、パッケージなど身近な生活用品を扱います。最近ではスマホアプリの開発をプロダクト開発とも言うので年々「プロダクト」という言葉で定義される領域が増えていっているんだと思います。

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基本的には上の図の様に「プロダクトデザイン」に内包されるように「インダストリアルデザイン」という分野が存在しています。

 

「インダストリアル(工業)デザイナー」は機械的な製品に特化したスペシャリスト。

と言っていいでしょう。

 

しかし、大学や専門学校でも「プロダクトデザイン研究室」や「インダストリアルデザイン科」など名称が分かれていますが、現状は進路に大きなインパクトを与えるような違いはないように感じます。

(でも実はちょっと違う^^;今日はこの微妙な差も説明したいと思います)

 

 

 理系のカリキュラムがある学校が有利?

 機械的な製品をデザインする上で、「人間工学」や「機械工学」の知識があるとよりユーザーやモノづくりに近い立場で製品をデザインできるでしょう。

 

大学や専門学校によってはそのような理系のカリキュラムを揃えている学校もあります。「機械的な製品をデザインしたい!」という人はそのような学校を選ぶのもいいかもしれませんね。

 

個人的には美大・芸大のようなエモーショナルで一点集中型の天才肌な人よりも、ロジカルで要領のよい秀才肌の人が向いている職業かと思います。

必然的に数学・物理・科学などの成績が良い人も多いので、国公立でデザインが学べる大学に進学される人も多い業種とも感じます。デザイン業界の中でもちょっと特殊。(勿論、美大や専門学校卒の方も数多くいらしゃいますよ)

 

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デザイナーとして多様な事を勉強する

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「インダストリアル(工業)デザイナー」は機械的な製品に特化したスペシャリスト。

 と先ほど説明しましたが、最近ではデザイナーに求められる事がどんどん増えてきました。

以前は製図やエンジニアと交渉するスキルなどが主な能力でしたが、今では「Iot革命」「プロダクト(インダストリアル)デザインのサービス化」「デザイン(カタチ)の洗練」など、激しい時代の変化で業務内容もどんどん変わっています。

 

大学や専門学校では幅広い事に興味をもって時には「インダストリアルデザイン」以外の分野の知識を学んだり、自分の趣味を極める為沢山遊んだりして下さい。

世の中の変化のトレンドや最新技術の情報にもアンテナを張る事も大切ですね。

 

「幅広く考えられる」ことはデザイナーにとって最も必要能力です。なので、どんな経験でも必ず将来の仕事に良い影響を与えてくれるはずですよ。遊び・趣味を仕事に生かせるのもデザイナーという職業の良いところだと思います^^

 

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 インダストリアルデザイナーの就職活動

①大学や専門学校でデザインを学びながら作品をつくる

➁企業と産学共同で学んだり、インターンシップに参加する

➂ポートフォリオ作成し、エントリーする

④企業デザイン実習(就職試験)に参加して合否が決定する

 

↑というような順序が一般的だと思います。

詳しい説明(ちょっとした裏技^^;?)は下記記事に書いてあるので興味がある方は読んでみて下さい。僕が実際に使って方法です。全ての人が実践できるとは思えない方法ですが、多少参考になる部分はあると思います。

 

【関連記事】

 

ポートフォリオ作成には苦戦しがち

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人にもよると思いますが、「プロダクト(インダストリアル)デザイナー」志望の学生さんはグラフィックデザイナー志望の学生さんなどと比べて、ポートフォリオ作成に苦戦する人が多いと思います。実際ぼくもそうでした^^;

 

デザインの性質上、立体物(モック)を制作したり、サービスのコンセプトや市場調査、または人間工学などの勉強に充てる時間が多く取られるので、「綺麗なグラフィックでサクッとポートフォリオをまとめる」というスキル習得が後回しになりがちなんですよね・・・

これはまぁ、しょうがないですね(汗

 

「就活用の製本ポートフォリオ作成」の前に「オンラインポートフォリオサイト」のサービスを利用して素早く自分の作品をポートフォリオ化することをおススメします。

ネット上だとデザインのテーマを簡単に変えられ、雰囲気を色々試せて便利ですよ。

製本用のポートフォリオの出来も確実にあがるはずです。

 

【関連記事】

 

製本ポートフォリオ作りで意識したい事

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オンラインポートフォリオを作ると短時間で色々自分に足りない所や、強みも見えてくると思います。

で、実はここからが本当のポートフォリオ作りの始まりです。

「採用される」ことをゴールとすると、応募する企業に対して「自分のポートフォリオを寄せていく」という作業が必要になります。

 

オンラインでは「自分の好み」でポートフォリオサイトを作りましょう。

企業にエントリーする際にはそこに少し工夫を加えると成功しやすいです。

詳しくは下記記事を読んでみて下さい^^

 

【関連記事】

 

デザイナーの企業実習(採用試験)

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ここでは「ありのままの自分」で臨みましょう。

変に強がったり、自分を良く見せようと仮面をかぶる事はしない方がいいと思います。

(結果的にその方が「素直で学ぶ意欲がある」と好感を持たれる傾向があります)

 

演技をして上手く採用されたはいいものの、入社後すぐ辞めたくなった・・・ではお互い悲しいですからね・・・^^;

 

「優秀な人が採用される」というのは実は嘘で、正確には「その企業の社風の中で活躍してくれそうな人」が採用されます。

この二つは似てるようで全く違いますよね?

 

「採用の合否=人としての優劣」ではないので、どんな結果が出ようと余りストレスを感じないで大丈夫ですよ^^

(↑これは10年働いてきて、最近心の底からこう思います)

 

【関連記事:デザイン実習の準備についてはコチラ↓】


まとめ

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以上。「インダストリアルデザイナーになるまでの道のり」を僕なりにまとめてみました。

 

現状、インダストリアルデザイン・プロダクトデザイン業界の実態や知名度がまだまだ広く一般に浸透していません^^;なかなか楽しい職業だと思うのですが。。。ちょっと寂しい。。。ToT

 

ネット上での情報も不足しているように感じます。実際ぼくも就職活動の時は情報が集められなくて困ってましたね。

 

なので今後も、デザイナー志望の学生さんや若手デザイナーさんの参考になるような情報を更新していこうと思うので、たまにこのサイトに遊びに来てやって下さい(笑

でわでわ、良いデザイナーライフを^^!

 

【関連記事:工業デザイナーはお給料的にもかなり恵まれている職業ですよ♪】