「デザイナーの給料ってどうなんですか?」
「時給ってどれくらいですか?」
「残業って多いですか?」
ぼくは今までプロダクトデザイナーとして10年働いてきました。
最近はデザイナーを目指す学生さんと先輩デザイナーとして会う機会が増えてきました。(増えたといっても年間で30人弱とかですが)
そこで上記の様なことを聞いてくる学生さんがたまにいます。
お金の事が気になる気持ちは良く分かるのですが、正直なんか考え方がズレているなぁ~と感じます。なのでここで「デザイナーとお金」の話を個人的にまとめておきます。
デザイナーとして新卒で就職を考えている方。転職してデザイナーになろうと思っている方の参考になれば嬉しいです^^◎
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平均時給は502円です
どういう計算かというと↓
※440万円(平均年収)÷365日÷24時間
※平均年収は下記サイトを参照しました↓
クリエイティブ系-工業デザインの平均年収/生涯賃金データ |転職ならDODA(デューダ)
なんでこんな酷い計算なの?という声が聞こえそうなので説明しますね。
そもそもデザイナーとして働こうと考えていたら仕事ONとプライベートOFFを分けるのは無理です。そこを分けて考えたいという人はデザイナーに向いていないです。絶対に。
もしあなたがONとOFFを分けて考えたいと思っていたらデザイナーになるべきではありません。不幸になっちゃいますよ^^;
インプットとアウトプットが限りなく近い職業です。
なので海外旅行に行っていたり、デートしていたり、家でTVを見ていたり、遊んでいたりしていても、その経験がアウトプットになるんです。
僕も何をしていても仕事の事やアイディアを考えています。夢の中にまで出てきます。マジな話そうなんですよ!ちょっと引いちゃいますか。。。?
そういう意味で僕は、まさに365日24時間仕事してます。
別に全然苦じゃないです。デザイナーってそういう生き物ですからね^^
周りのデザイナーもそんな人達ばかりです。
だからって「好きな仕事なんだからお金なんて気にせず働けよ!」なんて言いません。
お金は大事ですよね◎
ぼくもお金大好きです!
お金を稼ぐことは良い事です。お金勘定とか楽しいですよね?
投資の勉強とかもめちゃめちゃ楽しいです♪
日本だと「お金は汚い・・・」みたいな雰囲気があるので、リアルでお金の話はしない様にしていますが、きっちり考えている人じゃないと稼げるデザイナーにはなれないですよね^^;?将来の事を真剣に考えるのであれば、この雰囲気に騙されてはいけないです。
そんな僕が大切にしている「デザイナーとお金」にまつわる方程式を紹介します。
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幸せとお金の方程式
年収÷出社日数÷1日の楽しめていない時間=α
αの値が高ければ高いほど幸せで豊かな生活です!
「楽しめていない時間」は好きではない仕事。拘束される無意味な時間。通勤時間などあなたのやりたくない事をしなければいけない時間です。
僕も社会人として10年。楽しい事だけじゃ生きていけないのは分かります。
でも楽しい事を増やしていく努力は凄く大切です。仕事の仕方によっては限りなく100%に近づけていく事はできるはずなんですよね。
ちなみに僕がここ一年で計算してみたらこうなりました。。。
α=6250円/時
しょっぱい値ですね(笑
理論上年収の高い低いにかかわらず無限大まで上がるのに・・・
次の一年はもっと上げたいな。。。
あなたも是非この方程式を意識してみてはいかがでしょうか?
幸せで豊かな生活を目指す上で参考になるはずですよ^^!
参考までに、日本で働くとこのくらいらしいです↓
平均年収:440万/工業デザイナー
平均出社日数:240日/年
平均労働時間:9時間/日
でもこれって、なんか体感的に間違ってる気がします・・・
本当はもっと高いよね・・・σ(^_^;)?
僕の体感:工業(プロダクト)デザイナーの年収はコチラ↓